と呼ばれています。
〈ペーパースラッジ〉(略してPS)
〈もう一つの資源〉。
これらを集めてしぼったものが
抄 造
洗 浄
填料除去
填料除去
インク除去
荒ゴミ除去
熟 成
溶 解
原 料
原料となる古紙や紙パックが、そのまま全てトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの再生紙になるということ
再生紙のトイレットペーパーやティッシュペーパーをつくる工程
(弊社の場合)
〈もう一つの資源〉
(弊社の場合)
番 外 編
ゼロエミッションの取り組みのひとつです。
↓ココにマウスをのせてみてください。
その@ : インク
ここでは、紙に使用されていたインクが分離
されます。
そのA : 填料(てんりょう)
れた、上質な紙です。
ラフルな印刷がほどこさ
【色上】
表面に、光沢のある、カ
たまま回収・処理します。
類で、段ボール箱に入れ
ら排出される社外秘の書
【機密文書】
主に、企業や公の機関か
収されます。
クを扱う会社などから回
【紙パック】
各家庭や、学校、紙パッ
、いわゆる模造紙です。
【模造】
白黒印刷がほどこされた
ら回収されます。
ックを扱う会社などか
【ミックスペーパー】
各家庭や、学校、紙パ
いいます。
機械の名前を『パルパー』と
、溶かします。
り組んでいます。
ポリエチレン等が分離されます。
ここでは主に、紙パックに使用されていた
そのB : 短い紙の繊維
います。
短い繊維です。
〈もう一つの資源〉のほとんどは、この
植物の細胞壁などに含まれています。
セルロースは炭水化物の一種で、主に
ものです。
繊維の主な成分は、セルロースという
紙は、たくさんの繊維がからまってできて
繊維が出てきます。
ここでは、もう紙にはならない短い紙の
は、ありません。
古紙や紙パックには、再生紙になる部分と、ペーパースラッジになる部分が含まれています。
つまり、再生紙とペーパースラッジは双子のようなものなのです。
再生紙製品が重さで「10」できるとき、同時にできるペーパースラッジ(水分約60%の状態※)の重さは「約8」になり
ます(弊社の場合)。
※ ペーパースラッジは、水分を約60%含んだ状態で出てきます。
なぜかというと、「填料」も「紙の短い繊維」も水と一緒に流れて来て、それをを集めてしぼるからです。
しぼった後のものが、水分約60%程度になります(弊社の場合)。
ペーパースラッジの安全性は、次のように十分に証明されています。
分析:野外科学株式会社
※:基準値は、『「金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令」昭和48総令5別表第一』に準拠しています。
基準値(mg/L)※
<0.3
<0.3
<0.3
<1.5
<1.0
<1.0
<0.005
<ND
<0.003
分析結果(mg/L)
ND(<0.001)
ND(<0.005)
ND(<0.005)
ND(<0.005)
ND(<0.01)
ND(<0.1)
ND(<0.0005)
ND(<0.0005)
ND(<0.0005)
項目
カドミウム
鉛
砒素
六価クロム
全シアン
有機リン
総水銀
アルキル水銀
PCB
【重金属溶出試験】
弊社と同じコアレックスグループの西日本衛材株式会社が、表面がつるつるのかみとざらざらの紙を使って、
こんな実験を行いました。
いる紙の、つるつる部分がお化粧です。
わかりやすい例では、表面がつるつるして
にも使われている種類です。
(例えば、パックやファンデーション等)
これらの粘土は、私たち人間の化粧品
・粘土類・・・カオリン、タルク 等
・炭酸カルシウム
〈主な成分〉
が、お化粧の重さというものもあります。
多いものでは紙自身の重さの3分の1以上
など、様々な要求に応えるためです。
・見栄えなどをよくするため。
・不透明度を高めるため。
・より白くするため。
なぜ紙はお化粧をしているのでしょうか。
填料とは、紙がしているお化粧のことです。
う)が分離されます。
ここでは、紙に使用されていた填料(てんりょ
お化粧とは、どんなものなのでしょうか。
道栄紙業では、このペーパースラッジで粒状(ペレット状)の炭化物をつくっています。